日大出身コンビ、住吉宏太選手(Team UKYO)、和田力選手(チーム・マトリックス)の2選手のフィッティング。
日大時代から1年半ぶり。シーズンインを前に新しい機材の到着に合わせて行いました。
学生時代と比較し、成長を伴った筋量、筋力のアップ、柔軟性、トレーニング量の質、環境が大きく変わった後でのフィッティング。
過去のデータの比較で、選手の進歩や傾向を客観視することが可能。なかなか興味深い結果となりましたね。
今後の活躍に期待ですね。
さて、私のフィッティング作業ですが、ボディアセスメントやスクリーニングで身体の状態を確認することを特に重要視しています。
乗車姿勢とペダリング動作を見るだけでは原因の特定が困難な問題点。特に
・左右のアンバランス
・運動連鎖(キネティックチェーン)の不具合による代償運動 etc
これら個々の問題の原因を把握する為にも、ボディアセスメント・スクリーニング、触診にて多角的に身体を検証を行います。
その上でバイクフィッティング作業に移行する形をとっています。
原因を見落としたまま、見た目の乗車姿勢だけでフォームをとらせる事は、誤った動作を増長させ、快適性やパフォーマンスを向上が困難になります。
乗り手にとって自転車のセッティングだけでは対応できない問題に対して、必要に応じて個々の弱点を補うコレクティブエクササイズを指導するなどし、
筋、関節、神経系統を出来る限り強調した上でバイクフィッティング作業を行う形をとっています。
”見落とさない”、また乗り手の要求に出来る限り応える為に、常に問題意識を持って取り組くむ事を心がけてフィッティングを行っています。
トライアスロン・コンセプトストア”アスロニア”における、2月のフィッティングの予約も受付中です。
私は2月27日から渡欧予定で、帰国予定が5月末(早まる可能性あり)となっており、この期間はお休みを頂きます。
ロード、トライアスロン共に、シーズン前のフィッティングをご希望の方はお早めにお申込み下さいますようよろしくお願い致します!
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