先日、モンティキアーリ室内自転車競技場で行われた、スペシャライズドによるクロイツィゲル選手のタイムトライアルバイクフィッティングに同行しました。
ロードバイクのフォームとは根本的に考え方が違い、タイムトライアルのフォームの追求とは、快適性を犠牲にすること。
柔軟性、筋力、を昨年のデータと比較し、ポジションをどれだけ「攻められるか」というトライです。
クロイツィゲルの筋力、柔軟性の評価は昨年と比較して向上をしており、その分更に低いフォームに改良が加えられました。
エアロヘルメットなども単にかぶれば良いというものではなく、装着してからの姿勢こそが重要。その指導も同時に行われていました。その姿勢維持も身体的な負担をかけるものでもあります。快適では決してない・・
新しいフォームは首や肩の凝りが気になるとのことですが、彼ら曰くこの辺は「慣れていく」部分。
今年彼が参加するタイムトライアルが最大でも30キロほどあり、この距離を考慮に入れ”無理なく我慢できる”という範囲での改良でした。
新しいフォームの効果は室内自転車競技場でのパワーメーターによるテストで興味深い数字として現れます。
これが成績にどのように繋がるか興味深いところですね。
私にとっても有意義で楽しい1日でした。
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