3月3日、キャンティワインで有名なトスカーナの一帯で行われるレース、”ストラーデ・ビアンケ”に帯同しました。
特徴はなんといっても約60キロに及ぶの”ストラーデ・ビアンケ”と呼ばれるダート区間。
選手の通過後に大量の白い砂が舞い上がる光景は1950年代以前の未舗装時代の自転車競技を彷彿させるようです。
もともとクラッシックな装いで走るアマチュアの大会として有名でしたが、たしか2007年くらいからプロ部門も開催され、最近ではベルギークラッシクの前哨戦として非常に重要な大会に成長してます。
ダート区間は計8カ所。
我々も補給食の受け渡しだけでなく、様々な機材トラブルに対応できるよう、スペアタイヤを持って、各ダート区間の後方支援に回りました。
選手だけでなく、我々スタッフも舞い上がる白煙のお陰で砂だらけ。レース後はメカニックは自転車の清掃。僕らも車の隅々まで侵入した大量の砂を掃除機で綺麗に取り除く作業に費やしました・・(笑)
歴史の浅いレースですが、オーガナイズ面を充実すれば、十分にワールドツアーカテゴリーで通用する、という声も多くの関係者から聞かれます。衰退ぎみのイタリアの自転車レース界の中でも明るい材料の多い大会ですね。
厳しいコースレイアウトで力勝負となったレースで、アスタナはイグリンスキが2位、クロイツィゲルが6位。
3月7日からのティレーノ・アドリアティコに向け手応えのあるレースとなりました。
そうだったんですね!
イタリアの自転車レースが衰退気味というのは寡聞にして知りませんでした(´・ω・`)
このアマチュアのというのはL’Eroicaですか? だとしたら、秋に出ることにしました!
15年前のイタリアの自転車競技の現状と比較すると寂しい限りです。
小さいレースでも観客数が多かったし、世界中から強いチームがイタリアのレースにこぞって参加していました。
でもストラーダビアンカは盛り上がってましたね〜。
あ、まさにL’Eroicaです!
参加するんですね〜!