昨日のバス事件を簡単に説明すると、
・グリーンエッジの本来のプランは、レース後の選手は、ホテルまでの約2キロを自転車で移動する予定だった。(一番それがスムーズ)
・チームバスもプラン通りゴールには行かずホテルに直行。
・レースが終盤を迎えた所で、チーム監督が「スポンサー一行がゴール地点を見たいというので、バスをゴール地点に移動させるように」と指示。
・ホテルに居た運転手は、連絡を受けゴール地点へ急行、ゴールゾーンで警備に誘導される通りに進むもゲートの高さが低すぎて立ち往生。
あのゲートは毎日チームバスがくぐってることも有り、まさかの昇降式とはほとんどの関係者は知られていないし、
またバスを誘導したのは大会関係者でもあるので、そこでの判断ミスも重なってしまった、、
というのが真相のようです。
レースがゴールする1時間前に大型車両を移動させるという判断は、限られた時間の中、不確定要素に慌てながらの対応を迫られるので、トラブルに繋がる確率が高い。
ギリギリで着いても駐車スペースが既に無いとか、レース会場の混乱で身動きが取れないなど、僕もレース現場で起こる様々なトラブルは経験してるので、あのストレスフルな状況は本当によく分かります。
事の原因は、チームバスをゴール地点に運ぶよう予定変更の指示したチームの監督に有るでしょうね。
とにかく、バスの運転手が気の毒でならない、、、
コルシカでのレースは第3ステージの一つを残すのみ。
迂回路が取れないという難しい状況も最後です。
第3ステージの後はフェリー移動、そして翌日が、これまた準備がとても大変なチームTTとタイトな日程です。
チームTTが終了すれば状況も落ち着いてくるでしょう。
お疲れ様です。中野さん。
自分も三年前、イタリアのワンデーレースでゴールエリアに紛れ込んでしまい、テンパった記憶があります。
グランツール、注目を浴びる中、運転されていたスタッフのストレスは想像を絶しますね。
最終日まで、気をつけてお過ごし下さい。