本日第4ステージはチームタイムトライアル。
コルシカから移動後で準備が遅れる中、更にニース市内の激し交通渋滞の混乱も有り、
本来のホテルとスタート地点がわずか4キロの立地の恩恵もほぼ感じない1日。
想定外のことも重り徐々にチームの予定表通りには進行がすすまなくなる中、監督陣の表情にもあきらかな焦りが見えるという状況でした。
この場合、現場のスタッフの判断し進めていく以外にはないのですが、こんな日でも大きな問題も起こらず進行したのは流石でした。
僕はプロロードチームと関わって16年目ですが、その倍近いキャリアの同僚がこのチームには多数、
彼らの状況判断の的確さはもちろんですが、特に絶対に取り乱さない余裕など、僕もまだまだ勉強することが多いと感じました。
レースの結果はトップと9秒差の4位。
序盤、ノバル選手が観客と接触し隊列を離れるというアクシデントも有りましたが、非常に良い内容。
本日の牽引役はベンナーティ。特にラストの1200メートルから200メートルは一人で引き倒したとのこと。アルベルトからもあれには参ったと言わせるほどの走り。
本日のコースは美しいアスファルトで整備され、ほぼトラック競技場のような路面条件、56のアウターギア(通常55)、12気圧の空気圧など、メカニックの判断も非常に的確だった、との事でした。
いつも楽しく拝見しています。
テレビで見るだけではわからない現場の状況を知ることでより一層楽しませてもらっています。
中野さんもベテランだと思っていますが更にベテランのスタッフさんたちとのお仕事、まだまだ学ぶことができる幸せな環境なのでしょうね。
これからも選手たちの活躍とても楽しみですし、このブログも楽しみにしています。
みなさん、怪我や病気がなく全員でシャンゼリゼに着くことを心よりお祈りしています。