総合とは関係のないはずの平坦ステージで、総合1位のフルームから1分9秒挽回するという信じられない展開に。
第13ステージのラスト30キロ地点のフルームを置き去りにした集団分裂は、横風区間を利用した正にサクソティンコフの作戦がもたらしたもの。
でも今朝のミーティングでも「今日もできるだけ体力を温存を〜〜」的な話をしていたような・・
展開は監督の指示のみではなく、集団内でまとまって走る選手間のほぼ一瞬における状況判断でのトライだったようですね。
しかし自転車レースの展開はどこで何が起こるかわからない・・・・
コンタドールはフルームから2分45秒差の、総合3位に浮上。
総合3位につけていたバルベルデの不運な機材故障からのリカバリー失敗も総合成績を上げる結果となりました。
チーム総合成績でもサクソティンコフはトップに。ただ目標はあくまで個人総合、チームとしても意識はしていないようですね。
ダン・フロスト監督の運転する第3チームカーの役割はレースの前方30分を走りコースコンディションの情報報告すること。コースの方角が変わる度に風速チェック。今日のレースの裏の立役者の一人
中野さん、お疲れ様です。昨日のサクソティンコフの活躍にはとてもワクワクさせられました。
昨日、J-sportsのクイズの問題がたまたま「今日の敢闘賞の選手は誰でしょう?」というものでした。私は遅い時間に帰宅して見だしたのでがそれまでの展開がわからず、ちょうどその時にサクソティンコフの選手たちがすごいスピードで後ろを引き離し、特にベンナーティがずっと先頭で引いていたので、クイズの答えを「ベンナーティ」にしたのでした。 しかし、敢闘賞はオメガファーマがチームで獲得したので、『えーっ、今日はオメガよりサクソでしょ!! 』って思ったのでした。
結局、クイズのほうは、オメガファーマの選手の名前を書いた人が全員正解となったのでしたが…。
中野様。
こっちの投稿は初めてですが、宜しくお願いします。
しかし、昨日のステージの立役者のチーム側の声がそれも日本語で聞けるなんていうのは、とんでもない時代になったものですね。現場に居る日本人、それと技術革新、その両方が揃って初めて可能、と言う話ですよね。かつてのように1部の日本人しか居らず、その人たちによって、必ずしも的確とは言えない情報が公然と流布されていた時代からすると隔世の感があります。
それにしても、昨日のステージ、平地でこんな事が起こるの!?と言う点では96年のヴエルタ、ラクエンカのステージを思い出しました。
あっちは、あくまでマノロ サイツの策略、その罠にはまった感があり、今回とは完全に相似化出来ないと思いますが、”風”がキーワードなのは同じかも!?。