本日はタイムトライアル
総合順位が下からの出走になるので、早い時間帯はチームバス内もリラックスムードでしたが、やはりクロイツィゲル、コンタドールの出走前になると緊張感が漂いました。
ツール・ド・フランス第3週目のタイムトライアルはスペシャリスト云々というより、エネルギーの残っている人が上位に入る場合が多い、今日もまさにそのような結果だった思います。
コンタドールは優勝のフルームと9秒差の2位、クロイツィゲルは24秒差の4位と健闘、
総合成績も一つづつ上げ、コンタドール2位、クロイツィゲル3位に浮上。
クロイツィゲルは最初のダウンヒルで攻めて20秒以上稼ぎ、後ろで指示を送り続けたグイディ監督も、その時だけは転ばないようにと祈るだけで声が出なかったとのこと。
逆に2回めのダウンヒルは第2中間計測で上位に付いていたので、無理せず慎重にクリア。
冷静さと落ち着きがないと、なかなか出来ない判断でしょうね。
明日はツール・ド・フランスの名所といえるラルプデュエズ。
今年は2回登る予定も、雨の場合は1回になるとの噂が流れる中、公式の情報は一切なし。
また、ホテルのある頂上への迂回路がないので、チームの大型車両も全て既に大観衆で埋まるラルプデュエズを登って移動。時間も相当にかかることが予想されます。
その為、通常よりもかなり早い時間からの行動が必要になります。
悪天候の予報が外れて良かった。