山岳ステージを一つ残し、個人総合優勝はフルームとのタイム差を考えても難しい状況。
現実的に持ち帰るものは何かと考えた時に、チーム総合1位とコンタドールの個人総合の表彰台となるのでしょう。
19ステージはチーム総合成績の関係で、一日中サクソ・ティンコフが集団を引く展開。
蒸し暑い天侯で苦しいレース、チーム総合成績1位であることの負担など、ここに来て疲れの見える選手は少なくありませんね。
とは言え、明日の第20ステージで成績は全て決定します。
距離は125キロと短く、4000メートル近い高低差
距離の関係で制限時間もかなり短くなるでしょう。
ノーガードの打ち合いのようなレースになると皆が話してますね。
本日のマッサージ施術を持って、今年のツール・ド・フランスの私の仕事も終了。明日も、最終日のレース後もマッサージ施術はありません。
パリには最小限の荷物で行くため、マッサージベッドや不要な機材等の備品、キッチントラック、スモールトラックなど一部不要車両は土曜の朝にチームベースへ送り返します。
スタッフにとっては、レースよりも後片付けや、そして次の遠征の準備に頭を切り替える時期
ツールが終了2日間はいつも慌ただしくなります。
そうですよね。
慌ただしくない訳が無い!。
古い話ですが、あれはもう、02年の話、マコンで、(まさに終了二日前の話)永井君共々、朝の4時近くまで僕のバカ話に付き合わせてしまった事を思い出しました。
あの時は、「こんな遅くまで付き合わせていいの?」と言う僕に、中野様は「いや、明日はTTだから、選手にとっては重要かもしれないけど、僕らはこう見えて、逆にヒマなんですよ。」(=ご心配には及ばない)と答えられていましたが、これがやはり、社交辞令だったと、10年以上経ってから痛感している有様です。
もう超忘れた頃、、、ですが、ここで改めてお詫び申し上げます。