マイカが総合優勝。
未知数だったTTは最後まで数秒差の争いでしたが8秒差で総合優勝を決めました。
最終日は全て個人の力に委ねられるタイムトライアルであり、彼が得意としていない分野。
我々スタッフも集中かつ、リラックスできる環境と空気感を作る配慮に努めましたが、、
その必要は彼にはありませんでしたね。
やはり彼の強さはメンタル的な要因は大きいと感じます。
決戦のTTを迎える上で、気持ち的に普通に平常心で挑めることは簡単ではない。
ツール・ド・フランスでついた勝ち癖と自信、これを完全にポーランドで発揮した形での堂々とした優勝です。
この一ヶ月で完全に人生が一変。
全スポーツ対象の最優秀選手賞の最有力候補。
ポーランド国内ではもう普通に外では歩けないようです。
今後は状況にしっかり対応しなければいけませんし、周囲のコントロールも必要でしょう。
とはいえ、既に生活のベースをイタリアに移しており、今までと何も変わらない生活環境が守られていることは大きいですね。
着実に成長して行ってもらいたいものです。
これで、私の今年の欧州遠征は終了。
次回のティンコフの仕事はツアーオブ北京の予定です。
コメントを残す