ツアー・オブ・北京からジャパンカップまで、怒涛の2週間の遠征が終了しました。
これにて、2014年シーズンが全て終了です。
ツアー・オブ・北京は僕は初参加。
そして、ワールドツアーカテゴリー。
ヨーロッパから遥か離れた地でありながら、トップカテゴリーチームの参加は義務、UCIのポイントも付くので、全5ステージ共にレースはまさに本気モード。
シーズン終盤、しかもアジアでこれだけの勝負が繰り広げられたことは素直に驚きでした。
ワールドツアーのレースということで、サポートする我々もそのクオリティを、欧州と同レベルまで引き上げる必要があるのですが、チームの大型トラックやバスなどの大型設備は無く、重量制限の航空荷物のみでの参加では、当然制限が生じます。
よって、その穴埋めは、ツアーのオーガナイザーに委ねる形となるわけですが、
やはりそこは、莫大な予算と人海戦術においてカバーされていましたね。
ゴールの山間部から北京中心市街までの移動では、完全に交通規制が行われていました。
夕方のラッシュの時間帯に、レース関係車両を通すだけの目的で北京までの道を完全封鎖するというのは圧巻、いわゆる国賓級の扱と同じレベルです。
これを行うのは中国以外では無理でしょうな。
選手の参加人数、スタッフの帯同数、サポートカーの数、キャラバンの移動など、ワールドツアーのステージレースを欧州外で成立させた中国のパワーは圧巻でした。
とはいえ、今年をもってツアー・オブ・北京は終了。
まぁ、大気汚染、食事汚染など、やはり難しい問題を多く抱えた大会でもあったのでしょう。
そして、我々は宇都宮へ移動。
ジャパンカップ
特に今年の大会は、末端で働く我々にとっても、大小様々に運営が改善されていたのを実感できました。20回を数えるだけありますね。
大会関係者のホスピタリティやファンの歓迎ぶりに本当に助けられ、そして選手、スタッフの皆が、日本に再び来たいと心から思う滞在になることに、海外チームの一員として参加する私も感謝です。
レース終了後のサクソジャパンが企画する食事会は伝説的な評判、チーム内でも来日希望する選手が増えています。
料亭に屋形船・・私にとってもシーズンを締めくくるのに大変に楽しい遠征でした。
またペタッキの参加を実現してくれた実行委員にも感謝。
私の欧州活動において本当に重要だった選手。
おそらく来年で引退のようです。
帰国時に送られてきた彼が綴ったメールには涙(そして自分が歳を取ったことを実感してしまった)
以上!、2014年シーズンが終了です。
2015年ですが、今年同様ティンコフ・サクソで活動します。
初っ端のキャンプは、11月初旬にキリマンジャロにて行われますが、私は私用にて不参加です。
年内は治療院にて勤務いたします。
こんばんは。
ジャパンのクリテリウム前に背後から中野さんと宮島さんを呼び止め、ジャージにサインをお願いした者です。
お忙しいところ快く応じていただき、本当にありがとうございました!
来シーズンも頑張ってください!応援しています☆
2014シーズンお疲れ様でした。