まず、アルベルトはもう大丈夫そうですね
本日のサプライズは中間スプリントでアルベルトが2秒のボーナスタイムを獲得し、アールとの差を4秒に広げた事。
中間スプリント手前でアールがチームカーまで下がってるとの情報の元に、アルベルト自身で判断たとの事。
レースはランダが区間優勝を狙いに行き2位、アールが集団の頭を獲り4位。同集団にはカタルド。
仮にランダがアールのアシストに回っていたら、ボーナスタイムでアールがマリアローザを獲得するチャンスも充分にあったわけで、また中間スプリントの2秒のロスも含め、アスタナの戦術ミスを指摘するマスコミの声は非常に多く聞かれました。
とはいえ、アスタナ、ティンコフとって、ミラノでマリアローザを獲得する事が最終目標なだけに、本日の出来事など総合争いの序盤、単にジャブによる探り合いに過ぎません。
注目度が高い分、多くの批評が出てくるのもグランツールならでは。
ただ、アスタナの山岳での強さは非常に脅威なのは間違いなく、
また、イタリア人のアールをイタリア中が応援する展開になった時は、我々にとってジロがアウエーの戦いとなるのは必須となります。
ホームの強みを感じたジロは経験しましたが、アウエーの怖さを私は直接経験した事はありません。
僕らの仕事に影響が出る事は無いとはいえ、その辺において心の準備は多少なりとも必要になるでしょう。
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