8キロの未舗装区間、コッレ・デッレ・フィネストレを含むステージ。
この区間におけるパンク対応が、この日の一番の懸念材料。
道の細い峠ではチームカーのサポートのみでは不十分。
また4年前の通過の際はロードローラーで固められていましたが、今年は荒れていると地元情報もあり、チームも人員配置により万事に備える体制となりました。
僕もホテルの仕事を早々に終わせコッレ・デッレ・フィネストレに向かうも、想像以上の道の狭さに加え、頂上を目指すサイクリストが多過ぎてそれを交わしながらなは一苦労。
アルベルトのパンクが確認できるよう見渡しの良い場所に場所に駐車。
メカニックからは、前輪は4回転クイックレバーを回してから締めるように。後輪はディレイラーを上げ力一杯叩いて外せと指導を受け、監督からはアルベルトに異常があったらそこまで全力で走れとの指令を受ける。
ヘリコプターの音が聞こえ始め、僕もダッシュに備えストレッチをしながら祈るように待機。
そして何事もなく通過。
いやぁぁ、よかった、、
普段やらないことを任されるのはえらく緊張します。
コッレ・デッレ・フィネストレは携帯電波がなく、アルベルトがマリアローザを守ったと知ったのはかなり後の事。
喜びと言うよりホッとしたと言うのが感想です。
マッサージは本日が最後、
そしてジロからの撤収作業も出来る所から開始し、同時に次のレースに向けた準備もスタート。
最終日はゲストが多数訪れる予定で現場の混乱は必須。
祝勝会もありますが、僕らが参加できるかは仕事の終了時間次第でしょう。
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