総合優勝が命題、完全必勝体制のジロが無事に終了しました。
既に土曜セストリエールのステージ終了時でその目標達成がほぼ確実となり、チーム全体にただ安堵が漂う中の最終日。
朝から緊張の糸が切れたかのように疲れに襲われましたが、僕以外にも同様のことを話す関係者は多数。
3週間の連続勤務の疲れもありますが、総合成績の緊張感からの解放感は大きいです。
しかしオーナーは本当に嬉しそうですね。
ビジネスキャリアで築いた彼流を自転車競技でも突き通した結果のマリアローザ。
僕らには理解出来ないレベルの感情があるからこそ、その表現方法も彼流で現れてしまんたんでしょうかね、、
夜はミラノ中心部の映画館にて結果報告会とファンサービス。
その後に祝勝会。
スポンサーやVIPだらけの祝勝会となるのが通常ですが、2部構成のおかけで食事会はチーム関係者のみ。
多くのスタッフ選手が家族を招待し、非常にリラックスした雰囲気。
バッソ曰く”選手たるは深酒は年に3回まで”
本日はおそらくその一回に相応しい夜。
オーナーから振舞われたウォッカの一気飲みをする選手もいる中で、アルベルトは、アルコールにほぼ手をつけず、食事にも非常に気を使っていたのが印象的でした。
ダブルツールを公言する以上はここで気を抜くわけには行かないのは当然でしょう。
数えれば僕自身32回目のグランツール帯同が終了。
毎度思うことですが、3週間は長く、そして毎回それぞれ異なる思い出や課題、反省点が残るものです。
特に施術家8人という人海戦術的体制など、今までとは明らかに違う環境など、新たな経験も多くさせてもらったジロとなりました。
ジロ、お疲れ様でした。コンタドールの優勝おめでとうございます。
そしてなによりクロイツィゲル、よかったですね!