このツール、僕は通常は補給地点に先回りしますが昨日は第三監督カーにて移動。
レース15分前方を走り、コース状況を逐次第一監督カーに送信する業務。
通常監督1人で行う業務もメッセージ書く作業が頻繁の昨日は2人体制。
風向き、中央分離帯、道幅狭区間、荒れた路面区間なのを詳細に送り続け、特にランドバウトの左右侵入方向は重要な情報。
ポジション争い中でティンコフの選手がランドバウトの大回りをしないのは事前の情報によるものです。
その後、僕は峠で下車しボトル渡し。
第二監督カーにピックアップしてもらってゴールに向かいました。
後方集団につく第二監督カーは、山岳コースでは制限時間のチェックが重要任務。
制限時間内にゴールする事は絶対ですが、無駄なペースアップも無駄。
とはいえ最終集団は昨日は急ぐ必要がありましたね。
ボトルを選手に渡す際も渡す際も冗談を交わす余裕はなく頷くだけで無言。
無事に全員制限内でゴール。
ゴールに着くなり、オーナーオがホテルに大至急連れてってくれと頼んできたので、仕方なく仕事をほったらかして出発。
ここ数日はゴール地点からホテルまでオーナーの運転手になることが多い。
オーナーは誰に対してもフランクに様々なことを打ち明けるので面白いが、彼を横に乗せての運転は緊張で肩が凝る。
ホテルに急いだ理由は日没前にサイクリングしたいからとの事。ストレス、モヤモヤがあるときはサイクリングが一番と。
明日のアンドラのステージは大型車両規制が早い関係で、翌朝の仕事を前日にすべて終わらせる必要がありで、久々に業務終了は深夜0時過ぎ。
通常はマッサージ終わる21時頃に終業だがこのような日もあります。
本日も昨日と同様第三カーを運転。
只今はレース前方105キロ地点にて待機。これから業務進行に変化があるとの事で待機中。
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