昨日のタイムトライアル。
コーチ作成のウォーミングアップメニューを行ったのはチーム内で最初の出走のボドナールと最終出走のクロイツィゲルのみ。
TTを真剣に挑む選手のフォローは準備も細かく緊張感が漂いますが、その他の選手のフォローはリラックス。
軽くローラーを回すか、サガンとマイカに関しては何もせずに出走。
サガンは何ワットで走れば制限タイム内でゴール出来るかとコーチに質問てましたがリラックスし過ぎで周りも笑うしかないすね。
ツールクラスの選手は仕事内容と目的が明確。
アクセルの開閉にメリハリがあり、特にタイムトライアルではそれがよく現れます。
昨日は会場で気になるチームや選手の自転車をリサーチ。ここ最近ハンドルを上げる選手は多いです。
股関節の屈曲可動性が高くない選手はハンドルはあげた方が良いです。
低い姿勢で股関節屈曲に制限かかれば当然動作は抑制され、その対処に脊柱を猫背気味にするなど、その後に身体に及ぼす悪影響を並べたら次々に出てきます。
空力的にもハンドルと顔の距離の近さが重要との話も某チームのフォーム研究に携わる監督から聞いた話。
ハンドルや腕の高さよりも頭を下げたり下を向くことが実践的ということでしょう。
空力やパワーメーター数値、運動効率、快適性のそれぞれ相反する要素のボーダーは変化し続けてますが、理論と実戦での結果にはまだ差がある分野だと思います。
本日は第14ステージ。強い向かい風のためレースは15分早くスタートします。
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