今年から所属しているアスタナは私にとって5つ目に所属するチーム、イタリア以外で所属する初めてのチームになります。
カザフスタン籍でありながら人員は実に多国籍。そしてアジア唯一のプロチーム。
プロチームの運営はチームごとに大きく変わるものですが、今回は改めてそれを強く感じる遠征でもありました。
私が14年前渡欧した頃は、マッサーというカテゴリーは、マッサージ施術以外の仕事も多く求められるものでしたが、近年においてはトップカテゴリーのチームではスタッフの専門性こそが評価の対象に変わりつつあります。
アスタナは大所帯のチームで多国籍、様々な手法や価値観が存在しており、現場において優れた手法が融合し進歩する場合もあれば、従来の手法にこだわり限界にぶつかる事もあります。私も今年はアスタナで5つのステージレースに帯同しましたが各遠征において、集まるスタッフ構成によって、その特色がサポートのクオリティの差となって現場に現れました。(正直今回のジロは少々大変な遠征でもありました^^;)
自転車ロードレースは今後も益々多国籍化が進む傾向にあり、近年の成功しているビッグクラブを見てもそれは明らかです。
多国籍の利点はなんといっても様々な手法を知る経験を得ること。
ヨーロッパから世界のスポーツへと変革期にある自転車競技ですが、この変革期に対への対応力もスタッフの能力として求められる部分だと思います。
私にとってアスタナチームとの帯同は今までとは一味も二味も違う経験となっております。何事も経験ですね。
次回の遠征はツール・ド・フランスとサンセバスチャン。
6月27の出国予定で帰国は8月初旬を予定しております。
ジロの思い出写真
お疲れさまでした。
いろいろご苦労されている様子。ですが、
やはり、自転車ロードレース界に生きてらっしゃる
方だからこそ、感動、歓喜を味わってらっしゃる
気持ちが伝わってくる気がします。勝手にですが。
補給地点では選手より中野さんの姿を探してしまいますw
春のジロを過ぎ、今年も夏、ツールがやってきますね。
暑さも大変と思いますが、選手同様、中野さんも
身体にお気を付けください。
中野さんのファンとして、熱い活躍を祈念しています。
職種にかかわらず職場が変わるの大変ですね。
でもやはりいろりろ勉強になります。
コメントありがとうございます。