お久しぶりです。
6月27日に空路でイタリアに渡り、29日に陸路にてツール・ド・フランスの出発地ヴァンデ県に来ております。
私自身12回目のツール。
今まで4つのチームと帯同してきましたが、アスタナチームは5つ目のチームとなります。
私がこれまで所属してきたジロに重きを置くイタリアのチームとは違い、アスタナは完全にツールに標準を合わせるチームです。
スタッフ構成はシーズンを通して二つに完全に分かれており、このツールはジロとは完全に異なるスタッフで構成されています。
チーム内にでは私のみ各グループを行き来する形で帯同していますが、同じチームとはいえ、まるで違う組織で仕事をしているような感覚です。
正直な感想として、人材、体制においてジロよりも数段、質、量ともに充実しています。
私も新しいチームのもと様々な人材と共に1ヶ月を過ごしますが、色々と吸収していきたいところです。
アスタナのツール出走メンバーです。
61 アレクサンダー・ヴィノクロフ(カザフスタン)
62 レミ・ディグレゴリオ(フランス)
63 デミトリ・フォフォノフ(カザフスタン)
64 アンドレイ・グリブコ(ウクライナ)
65 マキシム・イグリンスキー(カザフスタン)
66 ローマン・クロイツィゲル(チェコ共和国)
67 パオロ・ティラロンゴ(イタリア)
68 トーマス・ヴァイクス(リトアニア)
69 アンドレイ・ゼイツ(カザフスタン)
エースは無論ヴィノクロフ。このツールが引退レース(カザフスタンのオリンピック出場枠争いの関係でサンセバスチャンまで走る可能性あり)
そしてジロを走ったクロイツィゲル
この二人がチームを引っ張ります。
私はこのツールではホテル組に周る予定です。
施術時間の確保にはホテルに先回る形が良いという判断です。(ジロではこの辺りが大変だった)
リクイガスでは大型免許を所持するもののみがホテル先回りしていましたが、アスタナはその辺でも別の動きができるよう組織されています。
ミスが無いように注意深くしっかり自分の仕事をしていきたいところです。
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