ヴエルタ2回めの休息日
1回目の休息日と異なり長距離移動を兼ねておらず落ち着いた1日。
チームスタッフは同宿のクイックステップと午後にサッカーの試合をしていたようですが僕はパス。
マッサーは殆どがパスしていたのは、マッサージの時間との兼ね合いもありますが、やはり手を怪我したくないのもあるでしょうね。
最終週のおおまかな予定も決定。
土曜でヴエルタから離脱しイタリアに行く予定も、結局は最終日のマドリードまで帯同、そこから帰国します。
残るはあと5ステージです。
ヴエルタ2回めの休息日
1回目の休息日と異なり長距離移動を兼ねておらず落ち着いた1日。
チームスタッフは同宿のクイックステップと午後にサッカーの試合をしていたようですが僕はパス。
マッサーは殆どがパスしていたのは、マッサージの時間との兼ね合いもありますが、やはり手を怪我したくないのもあるでしょうね。
最終週のおおまかな予定も決定。
土曜でヴエルタから離脱しイタリアに行く予定も、結局は最終日のマドリードまで帯同、そこから帰国します。
残るはあと5ステージです。
ピレネーの3連戦最後の日。
レース後の移動が300キロ弱。
僕はホテル先回りでしたが、レース組のホテル到着は、レース終了をTVで見てから4時間後の22時。
長い移動を経てホテルに到着した選手やレース組のスタッフの表情は流石に疲労もみられますが、明日が休息日なのか皆の緊張が和らいだような印象でした。
明日は、選手にとってもスタッフにとっても待望の休息日。
もちろんスタッフは仕事はあります。
それでも落ち着いた1日になるはずです。
AM7時仕事開始で終了が24時過ぎという長い1日。
山間部の225キロの長距離ステージで、更にレース後の移動のあるスケジュールだとなかなか仕事もタイトになります。
ホテル組の僕はレースは見ず、展開などは選手から話を聞くのみ。
しかしピレネーの3連戦は、あと1日を残すも選手の疲労度はかなり高いですね。
ホテルではまたもアスタナと同宿。
選手を待つ間、去年の同僚としばらく長話。彼らも今年からキッチンカーを導入。
イタリア人コックのダニエレは、仕事の環境もは良くなったが、求められる要求も高くなったと話していました。
自転車チームはコックとキッチンカーの所有もスタンダードになりつつ有りますね。
ピレネー山脈初日、アンドラゴールのステージ、降雨と一時気温が5度に下がる厳しいレースでした。
これまで灼熱のレースをこなtしてきただけに、ここにきて疲労や身体の違和感を訴える選手も多数。
ホテル到着後は、暖房を前回に入れたり湯煎に浸かるなど、とにかく体を温めることに務めていました。
このような状況での施術は組織自体を発熱させるインディバアクティブの深部加温はかなり有効。
ホットパックもお灸も赤外線も全て外部加温なので、深部の加温には血液の循環を還す必要がありますが、直接的に作用出来るので施術結果に違いが出ます。やはり寒くなると、使用頻度は増えますね。
本日はローマンクロイツィゲルがリタイヤ。
ロッシュのアシストや、過去2年は8月で終了していたシーズンを1ヶ月伸ばすための参加でしたが、
開幕直前の発熱と落車、そして本日の寒さで気持ちの糸が切れたようです。
とはいえ、これまでのチームへの貢献度や、4月からキープをし続けたコンディションを休めるには良いタイミングかもしれません。
昨日のホテルはチームの受け入れに協力的と書きましたが、本日は結構大変
5つ星ホテルは良い時と悪い時と差が出るよねぇ、と一緒に移動するベテランのマッサーヴァレンティンと話しながら到着。
到着したのは、世界展開してるチェーン系ホテル。
彼らもマニュアル以上の決定に責任が持てない立場なんでしょうねぇ。
チームの希望する必要事項は全てメールで送っておくものの、特別扱いは出来ないという5つ星ホテルのある意味余裕の態度が僕らには都合悪く出ましたね。
部屋も食事も接客態度も確かに素晴らしいんですけど、僕らの要求には全く答えられない。
さすがスペイン人だなと思ったのは同僚のバレンティン。心で怒りつつも、態度では全て冷静に事を処理したこと。
どうホテルのエウスカルテルも同様でした。
なかなか勉強になります。
とはいえ、最終的には選手の受け入れが間に合ってよかった。
おそらく選手にはわからないでしょう、でもそれで良いのです。
そういえば、去年のヴエルタはチェックイン後にホテルを変えたことも有りましたね。
ああ、あの時よりは相当マシ。
とにかく、大小、色々なことは毎日起こりますね。