ヨークシャーに無事に到着しております。
以下は、ティンコフ・サクソチームの、ツール・ド・フランスにおける人員構成。
監督総指揮:1人
監督:3人
ドクター:1人
マッサー&ボディセラピスト:7人
メカニック:5人
コック:2人
メディア対応:2人
スポンサー対応:1人
選手:9人
総勢:31人
私のツール帯同の経験でも、これだけの大所帯は初の経験です。
この31人の他に、チームオーナーのオレグ・ティンコフ氏、ゼネラルマネージャーステファノ・フェルトリン、その他の運営サイド陣営、入れ替り出入りするスポンサー、VIPなども含めるので、帯同人数は相当な数にのぼります。
ツール・ド・フランスでは緻密であり、多めの安全マージンでのスケジューリングで行動することになりますが、予定を立てる現場監督3人の表情も、既に余裕は余り感じられないという印象です。
仕事が回り出し、ルーティンの流れになれば落ち着くとは思いますが、いずれにせよ各自が注意深くしっかりと目を行き届かせることがなにより大切です。
私の仕事ですが、今回は一人の選手の施術を固定で担当し、その他の選手を、障害や違和感など局所治療の必要な選手に応じて個別に対応するという役割です。 このスタイルはアスタナ時代の役割と同じ。
昨日は選手は石畳区間の試走をハードに行った事もあり、初日から忙しい出だしとなっております。
本日はチームプレゼンテーションが行われ、レースまであと2日。
レースの前日にプレゼンテーションを行わないのは選手の負担を配慮してのこと。
明日は全選手軽いトレーニングの後はホテルにてリラックス。スタートに備え、心身ともに体調を整える1日となります。