総合とは関係のないはずの平坦ステージで、総合1位のフルームから1分9秒挽回するという信じられない展開に。
第13ステージのラスト30キロ地点のフルームを置き去りにした集団分裂は、横風区間を利用した正にサクソティンコフの作戦がもたらしたもの。
でも今朝のミーティングでも「今日もできるだけ体力を温存を〜〜」的な話をしていたような・・
展開は監督の指示のみではなく、集団内でまとまって走る選手間のほぼ一瞬における状況判断でのトライだったようですね。
しかし自転車レースの展開はどこで何が起こるかわからない・・・・
コンタドールはフルームから2分45秒差の、総合3位に浮上。
総合3位につけていたバルベルデの不運な機材故障からのリカバリー失敗も総合成績を上げる結果となりました。
チーム総合成績でもサクソティンコフはトップに。ただ目標はあくまで個人総合、チームとしても意識はしていないようですね。
ダン・フロスト監督の運転する第3チームカーの役割はレースの前方30分を走りコースコンディションの情報報告すること。コースの方角が変わる度に風速チェック。今日のレースの裏の立役者の一人