山岳ステージを一つ残し、個人総合優勝はフルームとのタイム差を考えても難しい状況。
現実的に持ち帰るものは何かと考えた時に、チーム総合1位とコンタドールの個人総合の表彰台となるのでしょう。
19ステージはチーム総合成績の関係で、一日中サクソ・ティンコフが集団を引く展開。
蒸し暑い天侯で苦しいレース、チーム総合成績1位であることの負担など、ここに来て疲れの見える選手は少なくありませんね。
とは言え、明日の第20ステージで成績は全て決定します。
距離は125キロと短く、4000メートル近い高低差
距離の関係で制限時間もかなり短くなるでしょう。
ノーガードの打ち合いのようなレースになると皆が話してますね。
本日のマッサージ施術を持って、今年のツール・ド・フランスの私の仕事も終了。明日も、最終日のレース後もマッサージ施術はありません。
パリには最小限の荷物で行くため、マッサージベッドや不要な機材等の備品、キッチントラック、スモールトラックなど一部不要車両は土曜の朝にチームベースへ送り返します。
スタッフにとっては、レースよりも後片付けや、そして次の遠征の準備に頭を切り替える時期
ツールが終了2日間はいつも慌ただしくなります。